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交通事故コンサルティング、証拠資料精査・作成

交通事故調査解析事務所
TEL. 043-225-5366
〒260-0012
千葉県千葉市中央区本町2丁目1-21石井ビル4A

事例・実績・経歴CONCEPT


交通事故民事裁判(裁判所裁判官選任による鑑定人指定)

 損害賠償請求事件の民事裁判において、裁判所裁判官選任による「鑑定人指定」を受けてドライブレコーダー映像解析等の鑑定を行い、裁判所に鑑定書を提出しています。

 
        

交通事故刑事裁判(裁判所裁判官選任による鑑定人召喚)

 交通事故の刑事裁判において裁判所裁判官選任による「鑑定人召喚状」を受けて調査・鑑定を行い、鑑定書を提出して法廷で証人尋問に出廷しています。

 


事例1 刑事事件裁判 北海道白老町バス横転事故 無罪確定

 北海道胆振管内白老町の道央道で2013年に三菱ふそう製のバスが横転し、乗客13人が重軽傷を負った事故で、運転者が自動車運転過失傷害罪に問われていましたが、2019年3月11日、札幌地方裁判所で無罪判決を受け、検察側は控訴せず、3月26日、無罪が確定しました。
 この事件について弁護人側で工業大学名誉教授と2人で鑑定を行い、意見書を作成し法廷で鑑定人尋問に出廷いたしました。




事例2 控訴審 崖転落事故(保険金請求控訴事件 令和4年 東京高等裁判所)

 福島県内の山中をレンタカーで走行中、崖から転落して運転者が亡くなられた事故です。
 車には運転者しか乗車していませんでしたが、損保会社から「自殺」とされて保険金が支払われていませんでした。
 事故現場道路に街灯はなく、民家もない山中で夜間は真っ暗な山道のカーブでした。
 損保会社側の認定には矛盾があり、ご遺族側で鑑定を行い「過失」を主張しておりました。
 1審では「自殺」を認める判決となりましたが、2審の高等裁判所では一転して全面的に当方の主張する「過失」が認められた判決となり、損保会社側は上告せずに逆転勝訴が確定しました。事故で亡くなられた運転者のご冥福をお祈り申し上げます。


事例3 控訴審 普通車とオートバイ事故(損害賠償請求事件 令和2年 東京高等裁判所)

 埼玉県内の信号機が設置された交差点において直進のオートバイと右折のSUV車が衝突した交通事故で、第一審判決後にオートバイ側より受任しました。 
 事故当時は雨の影響で路面は湿潤、相手方SUV車は「対向車線を確認しないまま右折を開始した過失」が特定されていました。
 直進していたオートバイの衝突速度が焦点となっていたことから、ホイールベースの変形量及び車長の変形量からオートバイの衝突時速度を鑑定いたしました。
 第一審判決では、オートバイ運転者の過失が15%とされていましたが、
 控訴審判決は「過失相殺はしないものとする」として、オートバイ運転者の過失はないものとする判決となりました。
 事故で亡くなられた被害者のご冥福をお祈り申し上げます。


事例4 福岡県高速道路で発生したひき逃げ事件(検察審査会申立)不起訴不当→起訴確定

 福岡県の高速道路上で車両が歩行者と衝突後、そのまま立ち去った死亡ひき逃げ事件で、運転者が不起訴となっていた事案について、検察審査会に審査を申立てた結果、「不起訴不当」の議決となり、起訴が確定いたしました。この事件について事件資料から鑑定を行い、鑑定書を作成いたしました。


                      

事例5 普通車とオートバイの事故(損害賠償請求事件)

 千葉県内の高架上で片側2車線の緩やかな左カーブとなったアスファルト道路で、事故当時は路面が凍結しており、男性はオートバイで走行車線を進行していましたが、カーブでバランスを崩し、滑走しながら追い越し車線上にはみ出したところ、追い越し車線を後方から進行してきた自動車に轢過されました。
 この事故について警察の捜査では自動車運転者の過失を特定しておらず、オートバイ側の一方的過失とされて、自動車の自賠責保険から保険金が支払われないと認定されていました。
 鑑定依頼を受けて事故現場を調査し、車両双方の破損状況を写真から分析し、警察の実況見分を解析したところ、自動車運転者の過失責任が認められたため意見書を作成しました。
 その結果100%とされていた過失は70%となり、支払われていなかった自賠責保険金2,100万円が支払われました。
 事故で亡くなられた被害者のご冥福をお祈り申し上げます。


事例6 自転車同士の事故(控訴審 損害賠償請求事件)

 茨城県つくば市の大学敷地内において発生した自転車同士の交通事故で、第一審判決後に受任しました。
 道路外では、基本的に道路交通法が適用されないことから、裁判では事故現場の道路性が問われました。
 当時大学生同士が自転車で走行中、見通しの悪いカーブを進行する際、ブレーキが間に合わずに衝突した事故で、片当事者が足に後遺障害を負ってしまいました。
 警察の捜査では、自転車事故は「重過失傷害」事件として取り扱いますが、互いに重過失は認められず、不起訴となっています。
 警察の実況見分調書を解析したところ、相手方に相当な過失が認められたため、道路性を始めとした現場調査や走行実験などを実施した上、意見書を作成しました。
 その結果50%とされていた当方過失は30%と変更されて確定しました。

実績

警察での交通事故捜査件数2,000件以上
調査・鑑定実績400件以上
 刑事事件・民事事件・控訴審・国家賠償事件・提訴前事件
において全国から多くのご相談をいただき、調査・鑑定の上、鑑定書等を作成しています。
鑑定を受任したほぼ全ての刑事裁判において、多数の証人尋問に出廷しています。
なお、個人の方からのご依頼は全て弁護士の先生を介して受任しております。            

警察での経歴

 警察では「交通事故捜査係」や「高速道路交通警察隊」などで交通事故事件捜査を主に活動してきました。

1990年
千葉県警察官拝命      
1991年
千葉県警察学校卒業、新東京国際空港警備隊へ      
1993年
市川警察署へ    
交番勤務を経て、交通課事故捜査係へ             
1999年
巡査部長に昇任
千葉県第二機動隊水難救助隊(アクアラング部隊)及び訓練係主任
2002年
市川警察署へ
交番勤務を経て、交通課交通事故捜査係、兼交通事件事故送致係主任
2005年
千葉県警察本部 高速道路交通警察隊へ
PC(パトカー)兼交通事故捜査係主任
2010年
八千代警察署へ
主に交通課交通事故捜査係、兼交通事件事故送致係、兼証拠品担当主任     
2014年
辞職承認により本部長賞詞を受賞し千葉県警察官退官
2015年
交通事故調査事務所開設、行政書士登録
資格
行政書士、潜水士、2級船舶、柔道初段等 

退官時本部長賞詞
(功績を残し円満退職した警察職員に与えられる功労です)

危険運転致死傷罪を適用した事件解決功労
交通事故事件の模範となる適正捜査の年間功労


警察での受講教養

警察庁
・都内〜NBC(核・生物・化学)教養
・安全運転中央研修所〜自動車技能訓練・工学教養
・海洋研究開発機構(JAMSTEC)〜潜水技能訓練
・関東管区警察学校〜巡査部長任用         
千葉県警察 
・交通捜査専科
・交通事故捜査専科
・白バイ乗務員養成専科 


バナースペース

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代表 熊谷 宗徳(クマガイ ムネノリ)

TEL 043-225-5366 (平日10:30~19:30)
携帯 080-1357-1993(NTTドコモ)
Mail muu3173@gmail.com

Yahoo!ニュースエキスパートコメンテーター
(元交通捜査官・交通事故鑑定人)

インボイス(適格請求書発行事業者)
登録番号 T4810976994194

日本行政書士会連合会
 登録番号 第15100202号
千葉県行政書士会会員
 会員番号 第14087号
くまがい行政書士事務所代表